2008年06月07日

南座6月藤山直美公演

南座6月藤山直美公演

 昼の部の開演は午前11時で、9時半に家を出て開演10分前に着き
ました。私にしてはギリギリで落ち付きませんでした。
 やっぱり舞台はよいですねぇ。
「松竹新喜劇」という独特の分野を作り上げた藤山寛美さん、それを受け
継ぎ、守り、育てる藤山直美さん、笑わせて泣かせる見事な芝居に思わず
引き込まれます。こんな役者さんは藤山親子以外、現れない気がします。


『夜明けのスモッグ』
 天涯孤独のホームレス、通称スモッグ。女ながらも何にも縛られない
性格と自由気ままな生き方から、周りからそう呼ばれていたのですが、
そんな彼女にも綾子という建築の仕事をしている友達がいました。綾子も
また今は身寄りのない境遇なのですが、彼女は死別した母親と生き別れに
なった父親とが写った写真を持っています。その写真をスモッグがひょん
なことから預かり、それを持っているのを見た初老の紳士は、急に態度を
変えて・・・

『浪花の夢 宝の入船』
 近江は堅田のお兼は、在所では知らぬ者とてない女力持ち。しかし、
名人と言われた石工の父親が亡くなってからは、母親と七人の妹を抱えて
その日の暮らしにも困る有様。そこで、商人の町大阪で一旗揚げようと、
父親の残した小作りの石灯篭を背に、堅田を後にしたのですが、お腹は減
るし、灯篭は重い。フラフラと通りかかったのが北の新地の大梅屋の表。
さてそれからが・・・浪花の夢の夢ならぬ堂島川の宝の入船、近江のお兼
に実りの花咲くか。 

11:24│clip!芸能